Seeking Calm Life

福岡田舎独身アラフォー男による趣味と生活、資産形成の記録

#199 ABLAZE MY SORROW (Sweden) - Among Ashes and Monoliths (2021)

概要

バンド:ABLAZE MY SORROW
タイトル:Among Ashes and Monoliths

出身:スウェーデン
リリース:2021年
レーベル:Black Lion Records

ラインナップ

Jonas Udd - Vocals
Magnus Carlsson - Guitars
Dennie Lindén - Guitars
Anders Brorsson - Bass
Alex Bengtsson - Drums

トラックリスト

1. My Sorrow
2. Among Ashes and Monoliths
3. Black Waters
4. Grit 
5. Her Cold Embrace
6. At the Graves of Giants
7. Dark Chasms
8. The Cavernous Deep
9. Nonexistence
10. March of the Eldritch Spaw
11. The Day I Die
12. Frihet framför feghet

感想

2006年に解散し、2013年に再結成したABLAZE MY SORROWの5thアルバム。

2016年に14年ぶりにリリースされたフルアルバム「Black」では、
往年のメロディック・デスメタルを忠実に再現した音源を引っ提げて
再び我々の前に姿を現した彼ら。

それから5年の時間が経過し、発表された今作においても
スウェディッシュメロデスのフォーマットに則った、良い意味で今時とは思えない
王道かつオールドスクールイエテボリサウンドを提示しており、
1990年代前半から活動していたベテランの魂がしっかりと楽曲に宿っています。

本作では前作と2002年発表の3rdでフロントマンを務めたKristian Lönnsjöが脱退。
代わりに新たなヴォーカリストが加わることとなりましたが、
彼の声はMikael Stanneのそれに非常によく似ているように聞こえる場面があります。
初めはゲストヴォーカルで参加したのかと勘違いしたくらいです。

攻撃的に疾走する部分ではキレのある単音リフをザクザクと刻み、
叙情性を強調するパートでは憂いを帯びたトレモロリフを掻き鳴らし、
緩急つけたドラマティックに展開する様はまさに教科書通りのパターン。

ジャケットのアートワークが示すように
全体的にゴシカルな雰囲気を纏っており、曲によってはフィメールVo.を導入。
アーティスティックな世界観にも力を入れていることが伺えます。

勿論、過度なアグレッションやスピードを求めると
期待外れに終わってしまう可能性はありますが、
ピュアなメロデスファンを喜ばせるだけのクオリティは保たれており、
ノスタルジーに浸りたい人に十分勧められる内容です。

特にEUCHARIST、SACRILEGE、GATES OF ISHTAR、A CANOROUS QUINTETといったあたりの
バンドの名前にピンとくる人には聴いていただきたい一作。

評価

★★★★

動画