Seeking Calm Life

福岡田舎独身アラフォー男による趣味と生活、資産形成の記録

#182 投資から消費拡大を狙えるのか

突如現れた「一億総株主」というパワーワード

関連する報道などを見る限りでは、滞留している預金を投資に回すことで
資産所得増→消費拡大→次の成長へという流れを作りたいようですが…。
国の考え通りに事が進むんでしょうか。

まず現金を多く保有するのは高齢者と言われています。
金利時代を経験した世代であり、現金主義の人が多いです。
そもそも高齢になるにつれて運用も保守的になりますから、
その人達に株式投資に誘導すること自体が厳しいと思われます。

現役世代に投資してもらうにしても、若い人はお金がないといいます。
(当方もお金はありませんが、投資をしています!…というのは置いておいて)
お金のない人が投資をするには種銭を作る必要があります。

種銭を作るには節約が必要、節約=無駄遣いを減らすことですから、
仮に若者の間で種銭を作ろうとする動きが広がれば消費は当然落ち込みます。

まぁ当方も含めて十分な金融教育を受けてこなかった国民が大多数ですから、
いきなり株を買えと言われて、はいわかりましたとなるハズもなく
こんなことが起きる可能性は極めて低いと思っていますが。

次に、消費拡大の時期をいつと見込んでいるのかです。
現在つみたてNISAの枠を拡大する方向で動いているようですが、
制度の範囲内で運用できる商品はほぼ長期投資向けです。
インデックス投資で安定して利益が出るのは相当先になりますから、
20~30年先まで待つのでしょうか?

短期投資でのキャピタルゲインで消費拡大を期待しているのなら、
つみたてNISAの枠拡大は意味不明ですし、
まず素人が短期で安定して勝ち続けるのは無理ではないでしょうか?
一般的な株=ギャンブルのイメージは主に短期投資が作り出しているものです。

…とパッと思いつくことを勢いで書き出してみましたが、
こう考えると個人の投資が政府の期待する消費拡大に直結するかは色々疑問です。
ただ私はつみたてNISAの上限額枠拡大については勿論ウェルカムです。

単純に消費拡大を促すのであれば思い切った消費税減税や
正社員雇用を増やす政策を進めるほうが国民から歓迎されると思いますが…。