前野隆司さんの「幸せな孤独」を読みました。
当方はアラフォーを目前にし、
独身人生を全うする可能性が年々高まっています。
最初から独身を望んでいたわけではないので
今でも覚悟ができているとは言えません。
未だに将来への漠然とした不安は抱えたままです。
しかし、生涯独身が現実味を帯びてきた中で
自分の置かれた状況に対し、目を背けるのではなく
真剣に向き合う必要があるのではと考え、今回この本を手に取りました。
本書には人を悩ませる原因が、実際には孤独ではなく孤独感にあるとし、
その上で孤独の様々な側面を正しく理解して上手に付き合えば、
幸せに生きることは可能だと書かれています。
よく一人では何もできないと言われますが、
逆に一人でなければできないこともあります。
孤独=絶望ではないと知ることができたのは救いでしたね。
何事も理解が及ばないうちは怖いものですが、
逃げたところで根本的な解決にはなりません。
重要なのは対処法を身に付けることです。
とはいえ孤独を自分のモノとするのは容易ではなく
それなりに長い時間が必要となりそうです。
今後も独身や幸福に関する本を積極的に読んで理解を深め、
これからの人生を乗り切っていこうと思います。