Seeking Calm Life

福岡田舎独身アラフォー男による趣味と生活、資産形成の記録

#101 EBONY TEARS (Sweden) - Tortura Insomniae (1997)

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今日は気温が高かったので職場にニットを着ていったのは失敗でしたね。
おまけに職場の暖房が効きすぎて、汗がにじみ出て気持ち悪かったです。

無事にホワイトデーのお返しも済ませました。
私はいつもショッピングモールの売り場で調達しています。
その人のイメージに合った商品を選ぶのは難しいけど楽しかったりしますね。
今年は特に迷った気がします。

今日はスウェーデンメロディックデスメタルEBONY TEARSの1st、
「Tortura Insomniae」について語ります。

基本データ

バンド:EBONY TEARS
タイトル:Tortura Insomniae

出身:スウェーデン
タイプ:フルレングス・アルバム
リリース:1997年
ジャンル:メロディック・デスメタル
レーベル:Black Sun Records

ラインナップ

Johnny Wranning  - Vocals
Thomas Thun - Bass
Conny Jonsson - Guitars
Iman "Dimman" Zolgharnian - Drums

トラックリスト

1. Moonlight
2. Freak Jesus
3. Nectars of Eden
4. With Tears in My Eyes
5. Involuntary Existence
6. Opacity
7. Spoonbender
8. Evergrey
9. Skunk Hour

感想

メロデス好きなら知らない人はいないであろうEBONY TEARSの衝撃のデビュー作。
アートワークは当時多くの作品のジャケを手掛けたKristian Wåhlinによるものです。
日本ではToy's Factoryが「眠れぬ夜の物語」という邦題を付して国内盤を流通させました。

ストックホルム出身、Sunlight Studios、Tomas Skogsberg、Fred Estby…
これらのワードから連想するのはコテコテのENTOMBEDやDISMEMBERスタイルの
スウェディッシュデスメタルですが、本作のサウンドはまるでカラーの違う、
まさに耽美の限りを尽くした、甘く魅惑的なメロデスワールドが展開されています。

フォーク由来ともいえそうな土着色の濃いメロディがベースにあり、
またヴァイオリンはゲストポジションながら、かなり前面に出ている印象です。
それらが大胆にフィーチュアされた女性コーラスと組み合わされることで
独特のロマンティックな世界観を作り上げています。

雰囲気重視のメロデスはミディアムテンポの曲が多い傾向にありますが、
ムードをしっかり押し出しつつも、硬質でメタリックなリフをガシガシと刻み、
走る所はしっかりと走るといった感じで、叙情性と疾走感のバランスも絶妙です。
当時の作品に多かった、低音の薄いプロダクションも気にならないことはないですが
聞くに堪えないほどではなく、今ではそれが却って良い味を出しているように感じます。

EBONY TEARSは3枚アルバムを出して解散しましたが、
同じスタイルのアルバムは一つとしてありません。
この音楽性のまま続編が作られたら、どうなっていただろうかと考えなくもないですが、
この時点で既に完成されていましたからスパッと本作限りで放棄して
デスラッシュ路線に方向転換したのは正解だったかもしれません。

強烈なオリジナリティとインパクトを携えたこのアルバムの存在なくして
生まれなかった作品は多々あるのではないかと思わずにはいられません。
クラシックと呼ぶにふさわしい名盤と言えます。

評価

★★★★☆

動画