Seeking Calm Life

福岡田舎独身アラフォー男による趣味と生活、資産形成の記録

#46 「やりたいことが見つかる思考のヒント」(午堂登紀雄)

f:id:seekingcalmlife:20220113192111p:plain

午堂登紀雄さんの「やりたいことが見つかる思考のヒント」を読みました。

先に断っておくと、この本にやりたいことがズラズラと書かれているわけでもないし、
この本を読んだからといって、即やりたいことが見つけられるわけでもありません。

しかし現在、何らかの考えに基づき、
やりたいことを探そうと頑張って行動を起こしている人が
なかなか見つけられない状況に陥っているのだとすれば、

「その考え方を変えてみたら、見つかるかもしれませんよ?」

ということを著者の過去の経験を織り交ぜながら提案している本です。

帯にも書いていますので、ないと思いますが、
「やりたいことが見つかる」というタイトルに注目するあまり、
違った内容を期待して読むとハズしてしまいますから、
買うときは書店で中身を確かめてからにした方が良いでしょう。

午堂さんは「やりたいことは探そうと思って、見つけられるものではない。
機が熟した時(価値観、能力、環境がマッチした時)に出会うもの」だと語っています。

本書は以下の3章で構成され、全部で27の思考パターンについて解説されています。

・自分を知る
・自分を生かす道を知る
固定観念から抜け出す

これまでに複数の職業に従事して様々な経験を積み重ねてきた
著者の目線で語られているので、いずれも説得力のある内容でした。

とても肩の力を抜いて読める本であり、特にべき思考にとらわれている人が読むと
憑き物が落ちるような感覚に陥るのではと思います。

私がこの本を読むことで軽く衝撃を受け、考えさせられたことがあります。

それは「運よくやりたいことが見つかっても、長続きしないかもしれない」ということです。

やりたいことが見つかった!と思った時には興奮して
しばらくの間は夢中になれるかもしれませんが
確かにドーパミン自体は持続しない脳内物質ですから、
情熱が次第に失われていくのも納得できる話です。

一生モノの出会いを一生懸命になって探している人にはショックですよね😂

また、好きだと思っていたことを続けていてそれに飽きたり、
苦しくなる時がきた場合は止めても構わないと著者は言います。

別に止めたからといって、誰かに責められるわけでもないですからね。

べき思考の人は「成し遂げることに意味があるから続けなければならない」といった
強迫観念にとらわれてしまって悩んでしまう可能性が高い。
それに苦しむくらいなら、やめて別の道を探すことも検討しては?ということです。

これに関しては成功体験が人を大きく成長させる側面もあるので、
なんでもかんでも途中でほっぽりだすのが良いとは一概には言えませんが…。

逆に途中で止めたくなるということは、やりたいことだと思っていたことが
実はそこまでやりたいほどのことではなかったとも言えるでしょうか。

とにかく頑張っているのに上手くいかないのなら、考えを変えてみる。
「流れに身を任せていれば、そのうち向こうからやりたいことがやってくるかもよ」
くらいに構えて生きるくらいが丁度良いのかもしれません。